『リーダーシップ・プログラム』で学んだ「感情のシェア」をちゃんと行うことだと感じています。
特に、自分が感じている「ネガティブな感情」に触れて、そこから解決策を部下と一緒に話し合っていくのは、成果を最短で生み出すためには絶対必要だと感じています。
また、「何をコントロールして、何をコントロールしないのか?」
この見極めをできるような自分を創るのにも、感情のシェアはとても役に立ちました。
これは、「何をマニュアル化して、何をマニュアル化しないのか?」という判断する時も同じことが言えます。
さらに、プログラムの中では目標達成が難しいと感じている部下との対話を行う中で、言葉の解釈と意味の相違を発見することがチームリーダーに必要だということに気が付かされました。
そこに気がつくと、私と部下の距離感がすごく近くなったのです。「上司が言っているから聞く」ではなく、「上司とちゃんと話したい」という感じです。
これは『リーダーシップ・プログラム』の中でもよく使われる「対等性」が出てきているからこその変化だと思います。
上司・部下というより「パートナー」という感覚が大きくなってきて、それに比例して、私も部下も話している時に安心感を持てるようになってきました。『報連相すべき!』ではなく、勝手に報連相ができてしまうことに驚いたのを覚えています。
「感情のシェア」は、チームで最短の成果を生み出すための最も基本的なスキルなので、私は一番大切にしています。