【事例】
株式会社万建
村上 様

株式会社万建様は愛知県東海市・名古屋市を中心に新築注文住宅・デザインリノベーション・リフォームを行っている会社です。

今回は代表取締役の村上社長にリーダーシップ・プログラムの受講に至った経緯や取り組んでみた感想をお聞きしています。

取り組む前の課題

私自身、社員とのコミュニケーションを大切にしていました。

なので「誰が何を考えているのか?」は把握していたのですが、社員同士のコミュニケーションはスムーズにとれているとは言い難いものでした。

その理由は、キャリア、年齢、毎日仕事をする現場が違うなどの理由、さらには職種にも関係があったと思っています。

建築関係で働く人はみな、デザイナーであり職人でもあります。

そのため個性が強く「自分を持っている人」です。

それが悪く出てしまうと「我が強い人」となってしまい、チームとして最大限の力を発揮するのを邪魔してしまうことがあります。

また、スキルの高い従業員が育ってきた背景には「見て覚えろ」という職人の世界ならではの習慣がありました。

この習慣が「若い従業員の育成」における課題だと感じていました。

図面を引いたり物件をデザインしたりするクリエイター集団は、そもそもコミュニケーションが苦手なことが多いので、若い従業員の育成だけでなく、

✔ 会社全体のチームワーク
✔ 繁忙期の協力体制

といった点でも悩んでいました。

リーダーシップ・プログラムを始めた理由

『リーダーシップ・プログラム』の実施を決めた理由は2つあります。

受講した理由 - 1 -
田口さんとの出会い

ひとつは、ある仕事の現場でたまたま田口先生と出会ったことがきっかけです。

 

そこで田口先生と若い方との話を聞いたのがとても印象に残っています。

その時の田口先生の伝え方は「厳しい内容をストレートに伝えている。それなのに嫌味がなかった」のです。

 

さらに「若い方に考えさせて、そこから一緒に判断していく」という流れでコミュニケーションをとっていました。

このコミュニケーションにチームマネジメントの本質があるような気がしたのです。

受講した理由 - 2 -
従業員からの声

もうひとつの理由は、自社の従業員からの声がきっかけです。

彼はデザインと建築現場での仕事、そしてお客様をとても愛している人間です。

しかし、デザイナーによくいる「人見知りなタイプ」で、そうそう他人に気を許すことはありません。

その彼が、田口先生と少し話す機会がありました。
その直後に「会社を良くしたいから田口さんを呼びましょう!」と私に言ってきました。

こういったことは、これまでほとんどなかったことなのでとても驚きました。
と、同時に「コミュニケーション」の大切さを感じて受講を決めました。

リーダーシップ・プログラムに取り組んで良かったこと

社内に「考えられる人」が増えてきたのが一番良かったことです。

プログラムの中で、まず「仕事の見える化」の重要性を学びました。

「見える化」が済んだら、次に仕事の流れ(ワークフロー)を共有することの大切さを学習していったのです。

共有を大切にしていくと、仕事の流れや成果の確認がとてもしやすくなって、それに伴ってスムーズに仕事が展開していくようになりました。

また、社内会議のファシリテーション(進行役)を田口先生にしてもらったのも良かったです。

普段「報告」だけで終わる会議が、教育の場に変わり、経営者である私が「何を大切に仕事をしているのか?」を皆に伝えやすかったです。

プログラム受講を通して、協力体制、人材育成の基盤が固められてきたと感じています。

リーダーシップ・プログラムで苦労したこと

プログラムの中で田口先生から仕事に関してたくさんの質問が従業員に投げかけられました。

すると「こんなこともわかっていなかったのか...」という事実に直面させられました。
と同時に、経営者として「仕事の本質的な部分を従業員に伝えていなかった」という点に気づかされました。

「従業員を信じることと仕事に対するフィードバックを混同しないこと!」とプログラムで学び、頭ではわかっても、実際に行動に移していくのが難しく感じました。

また、私はもともと「言い訳がましい人間」が嫌いです。

そのため、従業員の話しが時に「言い訳のように聞こえてしまう」ことがあり、対話をやめている自分がいることに気がつきました。

そのことに気づかせてもらったものの、しっかりコミュニケーションを取ることに慣れるまでは苦労しました。

しかし、毎月田口先生と話していく中で、そもそも「なぜ言い訳に聞こえてしまうのか」にも考えが及ぶようになりました。

 

従業員の理解度に合わせて話すことの重要性、具体的なコミュニケーション方法を知り、試していくたびに従業員の言いたいことが私にもきちんと伝わってくるようになり、関係性は徐々に良くなっていきました。

今後の取組みについて

当社では若い従業員からベテランまで、みんな毎日頑張って働いてくれています。

その中で、コミュニケーションを通じて私も社員も成長していっています。

若い人を指導していく立場の人間はみな40代中盤なので、焦らずじっくりコミュニケーションに取り組みながら、業界の変化に対応し、時代の波に合わせることのできる会社にしていきたいと考えています。

また、クリエイティブな仕事に携わる人材育成ほど、長期的に考えなくてはいけないと思っています。

社長と従業員みんなの力を出し切れる会社にしていくためにも、さらに仕事の本質的なこと、利益の出し方、関わる人のことなどを「考えられる」人材を育てていく予定です。

会社を無意味に大きくすることなく、「強い会社」にしていきたいと考えていますので、従業員一人ひとりの才能、資質からくる適材適所を大切にし、つなげていくのが私の目標です。

これからプログラムを受講する方にアドバイスがあるとしたら?

自分の過去や生き方、あり方を振り返るきっかけにもなるのがこのプログラムの特徴だと思います。

プログラム受講中に私自身が最も意識したのは、プログラム中に何度も伝えられる「相手(部下)の気持ちを理解するように努める」ということです。

効率的な考えや「私ならこうする」という考えを一回脇において、「相手が『何を考えているのか?何を感じているのか?』じっくり感じてみるのだ」と決意することが大切でした。

経営者の「普通、〇〇するだろ」が通用しない時こそ、部下の気持ちを理解する姿勢を持つように意識するのです。

すると、フザケているわけでも仕事を甘く見ていたわけでもなく「ただ知らなかった」という問題を部下が抱えていることがわかってきました。

心を鍛えるような感覚でプログラムを受講していくと、チームワークが良くなったり、仕事の効率が良くなったりすることが期待できると思います。

(株式会社 万建様インタビュー:完)

株式会社 万建様の事例からも、『リーダーシップ・プログラム』が知識だけを学ぶ、単なる企業研修ではないのがお分かりいただけたのではないでしょうか?

社員の才能を育む環境には、必ずコミュニケーションがあります。

コミュニケーションは「部下に仕事を教える」ときにも「アイデアをカタチにする」ときにも「商談」のときにも...

ありとあらゆるビジネスシーンにおいて活用されています。

コミュニケーションを通じて「伝えあえる会社にしていく」というのは、「仲間や顧客のことを深く理解できる会社」になっていくことです。

 そして、「理解」のある会社には必ず利益があります。

「クリエイティブな集団だから...」

「職人が多いから...」

など、「言葉が中心にこない職種」だからこそ「リーダーシップ」と「コミュニケーション」を学習し実践することによって、業界内で優位なポジションを確立していくことが目指せます。

『リーダーシップ・プログラム』に先立つ無料の導入ガイドも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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