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お客様や仲間のことを考えない部下と向き合う-ファーストステップ-

【読了時間 約 5 分】

部下や後輩に優しくいたいですよね?

しょうもないことで怒るの嫌ですよね?

誰だってイヤなはずです。

 

でも...

「仕事なめるな!」と怒りたくなる時や「自分の人生だろ!」と真剣に怒りたくなる時もあります。

きっと、ボクと同じ世代(1980生まれです)なら、多くの方が感じてることだと思います。

※経営者さん、幹部の方の心の葛藤について、毎日オンラインでご相談にのっています。上記のような話しはクライアントさんからよく聴くテーマです。

 

 

ボクは優しさは想像力であり賢さだと思います

先日、こんなTweetをしたところ、けっこう反響をもらいました。

 

 

Tweetにも書いてあるとおり、ボクの中では

 

優しさ=想像力=賢さ

 

です。

 

あなたがもし「コイツ〜〜!」と怒りたくなる部下がいるなら、その方はまだ上手に想像力を活用できていないのかもしれない。

もしくは、想像力を活かすための賢さを身につけていないのかもしれない。

こんな風に考えてみるのはどうでしょう?

 

あなたの部下の年齢やキャリアは一旦おいといて...

どれだけキャリアを積んでいようが年を重ねていようが!

相手の立場に立ってものを見る習慣のない人は存在します。

 

ちなみに、こういう人に悪気はありません。

悪気がある人は攻撃をしかけてくるか、自分が得することばかり考えているのである程度は動きを予測することができます。

想像力を活用してない人間は『誰得!?』という予想の右斜め上の動きをします。

この動きをされると、時に恐怖すら感じることがありますよね。

 

 

優しさや賢さを誤解していた20代のボク

ボク自身が『優しさ=賢さ』と思うようになったのは、20代の自分自身を振り返ってみてです。

当時のボクは優しさも賢さも圧倒的に不足していたと言わざるえない...

というか、誤解してました。優しさも賢さの意味も。

 

そこに「相手(部下)」がいないのです。

 

相手がいないというのは、相手のことを想像してないという意味です。

ということは、相手の気持ちを全く感じていないということです。

 

つまりは『共感』が皆無の状態です。

 

それはそれは最低の先輩であり上司でした。

『成果』にだけ目を向けていて、仲間のことはなんとも思っていない感じですね。
(めちゃくちゃカッコよく言うと、キングダムの王翦将軍の目をしていたと言えます)

 

•「絶対勝ちたい!」

•「死んでも負けたくない!」

 

今思えば、自分自身に対する自信のなさから、アホな思いにとらわれていて大切なことを見失っていたのだと思います。

と、こんな苦い経験から気がついたことを綴ったのが上記のTweetです。

 

 

お客様や仲間のことを考えない部下と向き合う時に大切にしたいたった一つのポイント

お客様や仲間のことを考えない部下と向き合う時に大切にしたいポイントをご紹介します。

 

部下に『〇〇さんは何を嫌がるかな?喜ぶかな?一緒に想像してみよう』と対話をもちかける

 

これこそが、部下が想像できていないことをあなたが理解するためのファーストステップです!

 

まずは、この一歩を踏み出さないと仲間やお客様のことを大切に考えられない部下のサポートは上手くいきません。

また、部下が理解できてないことを一緒に探してあげる行為は、単純に"安心感を与える行為"です。

安心感を与えるというのは、これからのビジネスの現場でとても大切な要素です。

 

要するに、理解の乏しい部下のことをあなたから理解していく姿勢を見せましょう。というご提案なのです。

さらに言えば「部下のおかげでもっと賢くなる機会を与えられている」そんな捉え方も良くない?という、これまたご提案なのです。

 

で、正直にお伝えします・

すぐには何も変わったように見えないかもしれません。

 

ただ、こんな捉え方をして、行動していけばめちゃくちゃ会社が良くなる!のも事実です。

よく言いますよね。

他人を変えるより自分を変える方が早いって!

 

ぜひ、あなたが部下に対して「もうちょっと、お客様や仲間のことを考えようよ〜」と思ったことがあれば、ぜひ実践してみてください。

 

 

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  • この記事を書いた人

taguchi-j

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