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こんな方のための記事
「経営していて、なんか心が苦しい」とか「ビジョンって経営に必要?」と感じていたり、「自分らしさを大切にしながら会社経営をしたい」と感じている方のための記事です。
経営に必要なものと聴いて、何を思い浮かべますか?
よく言われるのは『ヒト、モノ、カネ』
しかし、ここにもう一つ絶対足しておきたいものがあります。
それはビジョンです。
自分らしさを軸にした経営をするための経営者がビジョンを観る方法
今回は"ビジョン"それも『従業員もお客様も巻き込んで、あなたの会社を豊かにしていくためのビジョン』について最も大切なことだけをお話しします。
ビジョンの無い経営とビジョンのある経営では次のような違いが生まれます。
ビジョンの無い経営
- 経営判断がブレやすい
- 物質的なもので従業員のモチベーションをあげ続けなくてはいけない
- 自社にマッチした雇用がわからず、離職が多いので採用コストがかさむ
- 顧客のファン化が思うように進まない
ビジョンのある経営
- ビジョンが灯台の役割をし、あらゆる経営判断に一本の軸ができる
- 心からのつながりを感じ経営者・従業員が互いに応援し逢える関係性がある
- 自社が雇用すべき人がわかるので、人事においても有益
- 顧客が自社を応援してくれるファンになってくれる
ビジョンがある経営とそうでない経営では、コスト面から見ても、心理的な安心感やワクワク感をとっても大きな違いがあります。
ビジョンのある経営をすることで得られる未来
従業員もお客様も巻き込むビジョンを描けば、あなたの会社には次のような未来が待っています。
- 従業員がどこに向かえば良いのかわかり、会社に一体感が生まれる
- 自社のサービスに共感するお客様が集まり、ファンになってもらえる
- 結果、収益が伸び経営が安定する
ヒト、モノ、カネを動かすのが『ビジョン』です。
ぜひ、この記事を最後までお読み下さい。
まずは経営者であるあなたの想いを大切にしながら、ビジョンを描いていきましょう!
ビジョンの源にあるのは経営者の心からの願い!
従業員もお客様も巻き込むビジョンの源には『経営者の心からの願い』があります。
では、『経営者の心からの願い』とは何なのか?
具体的にお伝えすると、次の3つです。
原体験からくる想い
誰にでも過去を振り返れば"心に強烈に刻まれている記憶"があります。
簡単に言うとこれが原体験です。
例えば、幼いころ家族でいつも食べに行っていた洋食屋さんのシチューがすごく美味しかった。
そこでいつも家族団らんの幸せを感じていた。
こんな原体験が『家族が幸せを感じる場所を提供したい』というビジョンにつながることがあります。
ある人はとても幸せな原体験を思い出すかもしれません。
ある人は、とても苦々しい原体験を思い出すこともあります。
しかし、ここで大切なのは『自分の心が動いた体験』だったということです。
そして『なんとかしたい!』と行動を駆り立てる想いこそが"心からの願い"につながります。
未来のあるべき姿
自分の原体験からくる想い
「もっと多くの人にあの幸せを広めたい!」とか「あんなイヤな想いをする人がいなくなるようにしたい」
といったところから、未来を想像した時に「どんな世界になっていて欲しいのか?」が重要な要素です。
原体験からくる想いは、経営者の過去の想いに意識を向けました。
その想いを未来に向けると、自分が思う「未来のあるべき姿」となってビジョンにつながります。
与えるだけで自分が幸せを感じられる
ビジョンの実現のために「自分がやらなきゃ誰がやるんだ」という熱い想いや「実現のために、貢献できるだけでワクワクする!」といった想い。
これからは見返りを求めることなく、心のそこから「与えたい」という思いです。
人は「与えたい」と純粋に思えることに幸せを感じるもので、この幸せな心がビジョンにつながります。
従業員もお客様も巻き込むビジョンの源は、たった一人の熱い想いからスタートします。
繰り返しになりますが、それこそが『経営者の心からの願い』です。
ボクはこの"心からの願い"とは、自分で頭をひねって考えるというより
世界からこれはあなたが実現することですよ!と、任命されたパスポート
だと考えるようにしています。
そのビジョンを実現したときに、多くの人が便利な生活をおくったり、笑顔になるので「任命されたパスポート」呼んでいます。
ビジョンを発見するためのセルフワークをご紹介
最後にあなたがビジョンを自分で見つけやすくなるためのワークをご紹介します。
A,自分史年表を書く
B.その中の体験から心を動かされた体験をピックアップして、未来を想像する
C.想像してる時の自分の気持ちを確認する。時々想像して、自分の気持ちがワクワクしてきているなら、それはあなたのビジョンです!
どれも無料で簡単なものばかりです。
ぜひリラックスできる時間を創って、取り組んでみてください。
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