上司とのコミュニケーション 職場の人間関係

上司が嫌いな時の対処法7ステップ〜上司嫌いを成長に繋げる方法

上司が嫌いで困っている経営層・ビジネスパーソン

[経営幹部・40代]

  • 上司なら、ちゃんと部下のことを大切にして欲しい
  • 経営上、理にかなったことをして欲しい
  • 自分の保身ではなく会社全体の利益を考えた行動をとって欲しい

この記事では、上記のような思いを持ち「上司のことが嫌いになってしまった」経営幹部が「会社を辞める」以外でどうしたらいいのか?についてお答えしています。

 

 

上司のことが嫌いな時の対処法とは?上司を嫌っている自分を理解し自己成長する

【本記事で取扱うテーマ】

  1. 上司のことが嫌いになった時の具体的な対処法
  2. 経営幹部として自分自身に向き合い、上司のことを嫌っている自分の心をどのように整理していけばいいのか?

上司に

  • 「いつも自分の仕事を邪魔されている」
  • 嫌いな上司との関わりあいで気分が滅入っている方

というような方の「頭」と「心」の整理に役立つ記事です。

 

さらには、

  • これから会社を成長させたい
  • 時代に適応した経営をしていきたい
  • 人材育成・チームマネジメントに興味がある

という経営者・経営幹部の方にも役立つ記事なので、じっくり読んでぜひ活用してください。

 

記事の信頼性を担保する情報

  • 1,000人以上の人間関係に悩む経営者・幹部にコミュニケーションを伝授
  • 経営者・経営幹部・ビジネスパーソンに対話と人間関係の仕組みを伝える企業研修を提供
  • これまでにのってきたご相談を100にまとめた〈相談実例100〉あり

 

嫌いな上司が気にならなくなる理由と部下からも信頼される未来

信頼関係のある未来

この記事に書いてあることを実行していくどのようなことが起こるのか?

2点ほどお伝えしておきます。

 

  1. 自分自身の考え(嫌いな上司に対する思い、嫌いになった真の理由)が明確になる
  2. 自分自身が嫌いな上司と対峙した時にどんな気持ちを感じていたのかを冷静に把握できるようになる

その結果、嫌いな上司のことが気にならなくなり、信頼しあえる関係性を築くことさえ可能になります。
(この記事をご覧になっている現時点では想像するのも困難なことは百も承知ですが

 

さらにその先の未来には

嫌いな先輩がいます

苦手な顧客にいつもつまずいて売上げが伸び悩んでいます

といった部下のサポートをスムーズに行えるようになり、リーダーとしてチームマネジメントを円滑におこなうことができます。

 

上司のことが嫌い、許せない!そんなときこそ自分自身に向き合い自己成長する

「上司のことが嫌いなんです」・「許せないようなことをする上司なんです」といった内容のご相談に、私はこれまで数えられないくらい応えてきました。

ご相談を聞いていると「上司のことを嫌いになってしまった理由」には様々なものがありました。

(上司のひどい行い、身勝手な振る舞いは、それはそれは多種多様です)

 

しかし、全ての相談に共通することが一つだけあります。

それは当然のことなのですが、必ず上司のことを「嫌っている人」が存在することです。

表にすると以下のようになります。

登場人物 思考・行動 名称
上司 部下に嫌われるようなことをしている 嫌われている上司
部下 上司を「嫌い」という思考で観ている 上司を嫌っている部下

 

上記の表を図にしたものがこちらです。

  • ひどい上司(嫌われるようなことをしている)
  • その上司に関わって「嫌い」という感情を抱いている部下

この二人が存在して、はじめて「嫌いな上司」というものが生み出されます。

 

そして、ここで覚えておいてもらいたい原則が1つあります。

 

それは『嫌いな上司を変えることは不可能』ということです。

また、『変えようとするチャレンジ自体が無意味』です。

 

嫌いな上司をなんとか変えようと考えること、行動に移すチャレンジ。

どちらも単純に疲れるだけで、なんの成果も生み出さないのでやめておいたほうが無難です。

  • 良い仕事がしたい。
  • 会社を良くしていきたい。
  • 時代の変化に対応させていきたい。

ただ、それだけなのに...

なんで邪魔するようなことを上司がしてくるのか?「上司にわかってもらえない」というのは、気が狂いそうなくらい辛い時があります。

 

「上司が変わってくれたらどれだけ幸せなんだろう!」

そう思うのが普通です。

(私自身、同様の体験があるので、あなたがどれだけ辛い気持ちを感じているのか、痛いほどわかります。)

 

しかし、それでも原則は変えることができません。

 

自分は他人の期待を満たすため、他人も自分の期待を満たすために生きているわけではない。

アルフレッド・アドラー

 

自分自身を変化させると「嫌いな上司」に見えていた人が、そうでもなくなります。

 

理由は、自分自身を変えることによって『相手に対する見方を変える』ことができるようになるからです。

となると「自分自身を変化させる」というのが、嫌いな上司に悩んだときの最も効率的な対処法となります。

 

では、上司のことが嫌いになった時、または許せない、信用できないとなった時、どのように自分自身を変化させるのか?を7つのステップで解説していきます。

 

 

嫌いな上司の見方を変えるための対処法7ステップ

7ステップで問題をクリアにしていく!

①上司の嫌いな箇所を思いつく限り書き出しリストにする

リスト化することによって、感情的に「嫌い」となっているのはなぜか?

冷静に考えられるようにします。

また、上司の嫌いな箇所を明確にすることによって、あなたが持つ「好き・嫌い」の判断軸も明確になってきます。

 

【POINT】

リラックスしながら質問に答えてください。

ここでは「上司」に向いている意識を、ほんの少しだけ「上司のことを嫌っている自分」に向けられるようになれば、それでO.Kです。

 

 

②なぜ「嫌い」と感じているのか、理由を書き出す

この問いこそが「あなた」の考え(固定観念)であったり価値観を明確にします。

【POINT】

主語を自分(私は)で書き出してください。

「私が〇〇さんの□□が嫌いな理由は」といった感じ自問することです。

主語を嫌いな上司にしていると、いつまでたっても頭の中で主導権を上司が持つことになります。主導権を自分自身に取り戻すためには、脳内の言葉の使い方に気を配る必要性があります。

 

 

③上司のことを「嫌い」と感じている「理由」の起源を探る

この質問に応えることによって、良い意味で「嫌いな上司」の存在が、があなたの頭と心の中で小さくなっていきます。

繰り返し自問自答することで、嫌いな上司の存在価値が「自分自身のことを深く理解させるためだったんだ」と気がつけるようになってきます。

【POINT】

「好き」・「嫌い」の価値判断軸は、幼い頃から創られています。

周囲の大人はどんな人でしたか?

あなたはどんなことをしたら、叱られたり褒められたりしたでしょうか?

自分の過去を探ることによって、自分が持つ「常識」に気がつけるようになります。

 

 

④上司のことを嫌いと感じている時に、本当はあなたが取りたい行動は?

この問いではあなた自身がブレーキをかけている「行動」を探ります。

人が人のことを嫌いになるのは「マイルール」を破られるからです。

また、マイルールを破られたときに相手に伝えることができないとストレスが溜まります。

 

あなたのマイルールを破って、しかも注意できない相手。

その人はあなたにとって、大きなストレスを与える人間となります。

イコール嫌いな上司となってしまのです。

 

もし、あなたの意識から上司・部下という上下関係を無くしたとしたらどのような行動を選択するでしょうか?

自由に発想してみてください。

【POINT】

自問自答していくと、最初は自分の中にあるとても怖ろしい思考や、ネガティブな感情に出くわすかもしれません。

しかし、人間は誰しもがポジティブ・ネガティブの両面を持っています。

それはとても自然なことです。

ネガティブな側面をみても、自分を責める必要性も恥じる必要性もありません。

リラックスしてください。

 

 

⑤ ④で思いついた行動をとったら何を失うと感じていますか?

この質問によって、自分が本当に怖れている現象が明確になります。

「〇〇を失うと思う」の〇〇が、あなたが嫌いな上司との関係性において取引きを行い、そこで"差し出している"ものです。

 

自分の信念、人、モノ、どんなものでも「取引き」の道具にしてしまうと、まるで人質をとられているようで、不自由を感じます。

ちなみに、あなたが意識的に取引きを行っているとは限りません。

むしろ一般的には、無意識で取引きを行っていることが多いケースとなっています。

【POINT】

無意識の取引きを行っていたことに気がつくと、愕然とすることがあります。

嫌いな上司と接しているときに、まるで「人質」を取られているような感覚があったことを思い出す方もいます。

しかし「失うことが怖い」と感じているものが明確になり「怖い」という気持ちを感じきれば、それが自分の妄想だったことに気がつきます。

また、具体的な対処を考えられるようになりますので、安心して自分に質問していってみてください。

 

 

⑥上司はなぜ、あなたが嫌うようなことをするのだろう?〈上司の背景をリサーチする〉

①~⑤までは「自分自身」にフォーカスする問いでした。

⑤までの質問にしっかり取組んでいたら、すでに嫌いな上司のことについて「どうでも良くなっている」感覚が芽生えているはずです。

 

この感覚は悪い意味ではなく、自分のモノの『見方』に意識が戻された状態ですから、良好な方向に向かっているというサインです。

「どうでも良くなっている」感覚で相手に想いを寄せると、自分のモノの見方上司のモノの見方の「同じところ・違うところ」が冷静に見極められるようになります。

 

この項目では、あなたが嫌っている上司にフォーカスすることで、相手に対する理解を深めます。

それは「嫌なことを言ってきた」とか「ムカつくことをしてきた」という行動を受け、腹を立てたり傷ついたりするのとは違います。

 

上司の言動の裏にはどんな考えや想いがあったのか?

さらには、どんな環境で育ったり仕事を覚えたのか?を、あたかも研究者となって調べていくということです。

【POINT】

上司の育った』時代背景、環境などをリサーチしてみましょう。

きっと、あなたの上司に限らず同じ共通項をもっている人は、あなたの嫌がることを普通に行っています。

「嫌がっているとは知らず」にということです。

 

 

⑦嫌いな上司があなたと話す時「どんな気持ちを感じているのだろう?」と、想像してみる

思いやりとは「相手の立場」に立つことです。

自分のことをしっかり考える時間を持った人間は次のような状態になります。

 

  • 自分自身に対して理解が深まる
  • 冷静になれる
  • 心にゆとりが生まれる

 

この状態から一度「嫌いな上司」の立場にたって物事をみてください。

 

相手が何を考え、何を感じているのか?

多くの場合、上司は「不安」や「怖れ」といったネガティブな気持ちを感じています。

上司も同じ人間です。

ネガティブな気持ちを感じている(常時感じている人もいます)ときには、正論をブツケられるより、寄り添ってくれる人間の意見に耳を傾けるのが普通です。

J

伝えたいことが「正しい」からこそ、伝わらないということが現実的にありますよね。

あなたが「正しい」ことを伝えれば伝えるほど、上司があなたの理想とはかけ離れた言動をとることも想像の域ではないでしょうか?

 

【POINT】

相手になりきることがポイントです。

「こんな風に感じていて欲しい」!とか「どうせこんなこと感じてるんだろ!」といった「期待」を捨てて、相手になりきってみてください。

 

 

まずは自分で簡単にできる!嫌いな上司に対処できる7ステップをオススメするわけ

嫌いな上司に対処できる7ステップは自分と向き合う鍵になる!

この7ステップ対処法は経営者・経営幹部1,000人のお悩みを解決してきた人間関係のプロフェッショナルが活用してきたものです。

 

嫌いな上司に悩んでいる方は、あなただけではありません。

同じ悩みを持つ経営者・経営層の話しを聞いてきましたし、実のところ私自身も過去に同様の悩みを抱えていたことがあります。

 

私自身の悩み、そしてクライアントの悩みを実際に解決してきた質問なので、実際に手を動かして質問に答えてもらえれば、効果を感じられることと思います。

嫌いな上司に悩んでいる経営層の方は、取組んでも「損」することはないので、ぜひ活用してみてください。

 

 

経営幹部が自己成長の道を選択するのが得策「上司のこと、嫌い」という感情を活用すべき3つの理由

経営者・経営幹部は簡単に諦めてはいけない時がある

①「嫌いな上司」とは、あなたの価値判断によって生み出された人

7ステップは「嫌いな上司」が自分自身の持つどのような価値判断によって生み出されたのかを調べるステップでした。

「好き」・「嫌い」と感じることは、すべて自分の価値判断です。

自分の価値判断の軸を発見するというのは、「悩んでいるの本当の原因」を発見することです。

 

②自分が持つ価値判断の軸がわかれば、上司の判断軸も発見できる

自分自身に対しての理解が進むと同時に、他者に対しての理解も深まります。

相手の考えていること、感じている気持ちを理解できると、それに合わせた対応ができるようになります。

嫌いな上司を「好き」になる必要性はありませんが、信頼関係を築くための行動を選択できるようになって損はありません。

 

③あなたが成長すれば同じ問題で悩まない

自分自身のモノの見方を変える。というのが「成長する」という意味です。

残念というか、残酷というか...

 

「会社」という枠でみると、上司が必ず先に成長するとは限らないわけです。

あなたの方が先に成長することも実際にはあって、それが「問題」か?というと、全く問題ではありません。

 

嫌いな上司というのは、自分の価値判断軸を知るために。

そして、自分がまだ発揮していないパワーを教えてくれるために存在しているようなものです。

その上司のおかげであなたが成長すれば、もう二度と同じような問題で悩むことはありません。

 

ぜひ経営幹部なら、早まった行動や投げやりな行動に走らず、「嫌いな上司」との関わり合いを通して、自分と対話する道を選択してください。

そして、「嫌いな上司」の存在を自分の自己成長に役立ててください。

ただ嫌ってゲンナリしてるより、部下・仲間・他の上司や顧客への貢献を考えたら、1,000倍有意義な選択です。

 

 

嫌いな上司が意識から消えていく瞬間を体験しよう!

自分自身の「考え」・「気持ち」を今より一段階高いところから把握できるようになりましょう!

そしたら、嫌いな上司への対処が、ものすごく冷静な状態で行えます。

 

改めて、お伝えしますが「嫌いな上司のことが気にならなくなる」わけですから。

そうなったら、あなたはもっと他のやるべき仕事にエネルギーを注げますよね?

「会社を辞めようかな

「あの上司に話しても無駄だ

といったゲンナリ気分とおさらばしてください。

 

 

質問に答えるだけで簡単に自己成長できる!

リラックスできる場所で、ゆっくり7つの質問におこたえください。

この記事を読みながら、ノートに書いていってください。

また、書き込むだけで質問に答えられるようにPDFをご用意したので、よかったらお使いください。

 

 

嫌いな上司の見方を変えるための対処法7ステップ PDF【ダウンロード】

  • A4横:5ページです。印刷して使ってください。
  • 質問と枠線で構成されたシンプルなワークシートです。
  • メールアドレスなど登録不要です。
  • 最後に筆者からのメッセージあり。

嫌いな上司の見方を変えるための対処法7ステップ PDF

 

 

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